【バイクの危険性を理解する】公道の陰に潜むバイク事故

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自動車
-りき-
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こんにちは!筆者のりきです。
今回はバイクの危険性についてのお話し。

この記事をご覧のあなたは、二輪の免許をお持ちでしょうか? 興味はあるけどまだなんです~といった方もおられるでしょう。

いずれにしてもバイクに興味を持っているからには一度、耳を傾けてほしい”バイクの危険性”について今回はお話ししようと思います。

バイクという乗り物は以下のような特徴を持っています。

  • 車体が小さい-視認されづらい
  • 加速は速い-しかし止まれない
  • 転倒する-自立ができない乗り物
  • 体がむき出し-致命傷に繋がる

ご存じのように、バイクはその小ささゆえに機動性に優れています。しかしその特徴が、公道においては事故を起こす引き金にも繋がるのです。

上記4つのバイクの特徴を一つずつ深堀りし、”公道でバイクに乗る”ということにどんな危険性が潜んでいるのか、本記事でご確認いただければと思います。

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1.車体が小さく見えづらい

まずはこれでしょう。事故がなぜ起こるか、それは自分が相手に気づかれていないからです。(逆も然り)

公道の世界では4輪の自動車がほとんど。大きさでいえば、残念ながらバイクという乗り物はちっぽけな存在です。クルマの陰にすっぽりと隠れてしまうこともしばしば、目立たない存在なのです。

また小さいがゆえに速度感や距離感を掴まれにくいのも確か。交差点の右折-直進事故などで、直進してきたバイクにクルマが突っ込んでくるのは、バイクと自車との距離感がいまいち掴めていないことが多いのです。

おまけに小さいから機動性が高く、すり抜けなんかもできてしまう…事故の原因に繋がりやすいですよね。

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2.優れた加速性能と劣るブレーキ性能

どうでしょうか。もうそもそも乗り物の特性からして危険であることがお分かりかと思います。

自動車は重量が1000kg以上、当たり前のようにあります。しかしバイクは中型クラスでも200kg程度。非常に軽量です。

それもそのはず。バイクにはフレームにエンジンとミッション、人が座るためのシート、そしてタイヤが2つ、その程度のシンプルな乗り物ですから。車と違って荷物もまともに積めませんよね。

エンジン以外ほとんど余計なものがついていない。そんな軽量な車体がゆえに、非常に加速性能が良いです。ちょっとした大型バイクでフェラーリ級、スーパーカー並みの加速をします。

で、す、が。ブレーキング性能、つまり止まることに関しては自動車には全然及びません。バイクは自転車と同じで、車体を傾けて曲がるためにタイヤの接地面は丸くなっています。それゆえ名刺一枚分ほどの小さな面積しか路面に設置していません。

対して自動車のタイヤは接地面が平らですよね。しかもそれが4つありますから、接地面積の違いは非常に大きいです。

この差がブレーキング性能(止まる)やコーナリング性能(曲がる)に効いてきます。自動車と比べてバイクは加速だけが異常に速く、曲がったり止まったりするのは苦手な乗り物なのです。

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3.バイクは自立できない

Photo Of Man Riding Bicycle

そして次なる問題点はこれ。バイクは2輪車、ですから何らかの力によってバランスがとられていないと転倒してしまう乗り物です。

いや、当たり前の話だと思われるでしょう。でもこれって意外にも大きな問題なんです。

例えば道路の途中にあるマンホールや金属製の排水溝など、雨の日になるととても滑りやすくなります。

仮に滑ったとしましょう。自動車の場合、砂や金属板などで一時的に滑ってしまっても、そこを通過すれば基本的にすぐ車体は安定します。

しかしバイクの場合一瞬でもバランスを大きく崩されると…基本アウトなんです。バイクは動いているとき、常に力の均衡を保って自立していますから、それが崩される=自立できなくなる、というわけで、即転倒に繋がるわけですね。

とても不安定な乗り物といえます。

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4.体がむき出しであること

最後はこれ。前述の1から3までは、「こういったわけでバイクは事故に遭いやすいんだよ」といった内容につながるものでした。いわば事故が起きる前段階のお話です。

そして実際に事故が起こってしまったとき、バイクに乗っているとどうなる?

バイクの場合これがまた大変…。

結論ですが、超危険です。笑 いえ、笑い事ではありませんね。

バイクって体、むき出しですよね。自動車は鉄の塊に守られ、エアバッグ等安全装備もあるわけですが、バイクの場合障害物との間にはなにもありません。いえ、空気がありました。。でも空気は誰も守ってくれませんね。

結果事故が起こったとき、あなたはまず車体から投げ出されます。そしてあなたのボディは99.9%硬いアルファルトやコンクリートにダイレクトアタックしにいく結末が待っているわけです。

そこで終わればまだ良いです。高速度で投げ出され、路面を滑り大根おろしにされた後、あなたを待っているのはガードレールや電柱、そして同じく道を走る自動車たちなのです。

ここが非常に危険で、アスファルト上を滑るだけなら革ジャンなどでなんとか大けがは免れますが、高速でどこかに激突してしまえば命の補償はありません。

よく、高速道路でぶっ飛ばしてこけたけど軽症で済んだwwとぬかしている輩がいますが、それは障害物に当たらなかったから。たとえ時速60kmであっても電柱などにぶつかればひとたまりもありません。

なにがいいたいかというと、速度よりも転倒した後にどうなるかのほうが生死を分けるファクターとなるということ。そしてそれは転倒の場所、タイミングによりけりで、自分でコントロールしたり事前に対策できる要素ではありません。

同じような速度で同じようなこけ方をして、なんともなかった人もいれば、重い後遺症を負った人、亡くなった人もいるということ。軽傷で済んだ例を知って、”事故っても意外と大丈夫なんだね”と思わないことです。

最後に

以上、公道を走る上でのバイクの危険性についてお話ししてきました。いかがだったでしょうか?

ご自身の人生とバイクの向き合い方になにかしら良い影響を与えられたら幸いです。

バイクは間違いなく相当危険な乗り物ですが、だからこそ魅力があるという人もいます。

ちゃんと危険性を理解したうえで楽しめるのなら、それは素敵なことだと思います。ただ、守るべき人がいる人にはこの記事をよく読んで、考えてくださいね。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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